日本IBMと関西学院、高等部向けの教育用グリッドシステムを構築

ニューズフロント2005年03月25日 15時06分

 日本IBMと関西学院は、関西学院高等部向けの教育用グリッドシステムを構築したと、3月25日に発表した。同システムをグリッド・コンピューティングに関する教育/実験の場と位置づけ、授業で活用していく。

 約50台のPCをイーサネットで接続し、IAサーバIBM eServer xSeriesと組み合わせた。PCのOSにはRed Hat Linux 9を、グリッド構築ソフトウェアにはGlobus Toolkit Version 3.2.1を採用した。

 同高等部は、3年生向け選択教科の1つとして「グリッド・コンピューティングの学習」を設定し、4月より試行する。グリッドコンピューティングの仕組みを学ぶとともに、グリッドを利用した最適化アルゴリズムの研究やグラフィックスへの応用まで学習する計画。2006年度からは、1年生全員を対象に週2時間のグリッド教育をカリキュラムに加える予定だ。

日本IBMのプレスリリース
関西学院

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]