NECは3月17日、教育機関向けパッケージソフトウェア「学びの扉」とサーバ、ミドルウェア、サポートサービスのセット販売を開始した。出荷開始は4月1日の予定。税別価格は307万6500円から。今後1年間で100セットの販売を見込む。
学びの扉は、学習支援機能やグループウェア機能、データベース機能などを地域教育ネットワークに付加するためのソフトウェア。「教育委員会などが導入すると、授業運営の支援や、学校と家庭、学校と地域のコミュニティを連携できる」(同社)。発売は2002年10月で、これまでの累計販売数は2500ライセンス。
同社は、学びの扉とハードウェア、ソフトウェア、サポートサービスをパッケージ化して提供する。必要な製品やサービスが一度にそろうので、導入や運用が容易であるという。また、OSにRed Hat Linuxを採用しているので、「低いコストで信頼性の高いシステムを構築できる」(同社)。
なお、同社はLinuxをUnix、Windowsに続く第三のオープン系OSと位置付けており、学びの扉セットはLinux業務アプライアンス商品の第一弾であるという。今後1年間に、同様のアプライアンス商品7種類の提供を予定している。
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