Intelは米国時間15日、中国とインドのPCメーカー向けに11月に導入したLinuxデスクトップ販売支援プログラムを、全世界に展開し始めたと発表した。これにより、約16万社におよぶ販売パートナー企業は、IntelからLinuxのインストールを手助けするソフトウェアキットの提供を受けられるようになる。同社によると、同ソフトウェアキットには、Linuxデスクトップをサポートするソフトウェアや、インストールを自動化するためのスクリプト、Intel製品のLinuxとの互換性を調べるツールなどが含まれていると言う。
「Linuxデスクトップの需要はまだ小さいが、市場は拡大している。Intelの販売パートナーにとって、こうした状況は大きなチャンスである」とIntelの広報担当Scott McLaughlinは声明の中で述べた。このソフトウェアキットは、Red HatやNovell、Red Flag、China Standard Softwareが提供するLinuxをサポートする。現段階では、IntelのMicrosoft Windows対応プログラムの方がずっと洗練されているが、Intelは今後、Linux用キットの強化を進める計画だと言う。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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