日本IBMは3月8日、ノートPC「ThinkPad T43」の新モデル14機種の出荷を3月9日に開始すると発表した。インテル 915GM/915PM Expressチップセットを搭載し処理性能を向上させ、ハードディスク(HDD)保護機能も強化した。税込み直販価格は19万3200円から。
モバイル インテル 915GM/915PM Express チップセットの搭載、DDR2 SDRAMメモリやクロック周波数533MHzのフロントサイドバス対応により、同クラスの現行モデルと比べ全体の処理性能が最大約18%向上したという。PCI Expressバスアーキテクチャを採用し、ExpressCardスロットを標準搭載している。
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衝撃などからHDDを保護するIBM ハードディスク・アクティブプロテクション・システムの適用範囲を拡張し、拡張スロット「ウルトラベイ・スリム」に装着したセカンドHDDも保護できる。
プロセッサは、Pentium M 730(動作周波数は1.60GHz)、Pentium M 750(同1.86GHz)、Pentium M 760(同2.0GHz)のいずれか。セキュリティチップを全モデルに標準搭載したほか、指紋センサー付きモデルを用意する。
また、同社は同日、デスクトップPCの代替を狙うノートPC「ThinkPad G41」の最上位モデルとして、動作周波数3.46GHzのHTテクノロジ モバイル インテルPentium4 552搭載モデルを発表した。3月9日に出荷を開始する。直販価格は21万4200円。
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