Paul Festa (CNET News.com)
2005/02/22 11:23
企業が市場に投入した自社製品をあれこれいじっている間に、一度はソフトウェア開発の最終形態と見なしたベータ版が独り歩きを始めることがある。
Googleの共同創業者Larry Pageは米国時間9日、ソフトウェア開発におけるこうした傾向について言及し、エンジニアが製品に大きな変更を加えようと意図する限り、そのベータ版あるいはテスト版は存続すると、投資家に語った。こうしたプロセスは、ときには何年も続くことがある。
「これは誰にも予測がつかないものだ。明日にでも全製品からベータの文字を取ることもできる。しかし、そうしたところで何の成果も上がらないだろう。5年間にわたって変更を加えていこうと考えているならば、ベータ版が5年間存続していても問題はない。つまり、さらなる開発を意味するメッセージであり、企業のブランディングでもあるのだから」(Page)
Googleはベータ版の公開期間を、かつてないほど長くとるようになっている。かつては、ベータ版の公開期間は、製品を市場に正式投入する前に致命的な欠陥を見つけ出し、最終調整を施すためであった。
ベータとはギリシャ文字の2番目に来る文字で、このことからベータ版というと通常はソフトウェア検証作業の第2段階にあるものを指す。ベータ版は従来、ラボでテストが行われるアルファ版のあとにリリースされ、限られたテスターたちに配布される。
だが近年、複雑なアプリケーションは、パッケージ化されたり、ダウンロードソフトウェアとして提供されたりするよりも、ウェブサイトを介してユーザーに配布されるようになった。これによって、ベータ版の検証はより長期に及び、開放的かつ日常的になってきた。
「ここ3年で、こうした傾向は顕著になった」と話すのは、オンライン写真サイトFlickrの共同創業者兼マーケティングチーフのCatarina Fakeだ。同社のアプリケーションのベータ版は、10日に公開1周年を迎えた。「3年前には、ベータ版をウェブサイト上で見かけることは、あまりなかった」(Fake)
Pageも認めているとおり、Googleもまたベータ版の膨大な量と長い公開期間で知られている。Google Catalogsのベータ版は2001年からあるし、Google News、Froogleのベータ版リリースは2002年だ。
また最近、Googleはウェブベースの電子メールサービス「Gmail」に変更を加えたが、これがベータ版もいよいよ最終段階に到達したのではないかという憶測を呼んでいる。
Googleやその他の企業のベータ製品存続期間が、何年にもわたって続いていることに不満をもらす人々もいる。完成型と未完成型を区別する明快な基準がどんどん曖昧になっていくというのが、その理由である。
グーグルの米国エネルギー問題解決策--22年計画「Clean Energy 2030」の内容
Windows VistaにとってXPはライバルか?--マイクロソフト グローバルマーケティング担当Brad Brooks氏
「iPodを日本で一番売りたい」--ビックカメラ有楽町店に聞く新iPodの魅力
ユーザー中心アプローチの時代
台頭するスーパーインフルエンサー--Universal McCann調査より
松下からパナソニックへ--第2の創業で3年ぶり安値から切り返すか
ネットワーク型産業構造への衣替え?
iPhonista Nightの事後報告
iPhoneがついに”emoji”に対応
アフィリエイトの仕組みを知らない?技術者のITリテラシー
OSC2008Tokyo/Fallで勉強会大集合開催
月5000円を得るための代償
iPhone2.2では、絵文字に対応?
すでに土砂降りのIT業界
長時間マウスを使うから(マウス選び)
ココが変わった、新型「ニンテンドーDSi」--「ニンテンドーDS Lite」と比較
フォトレポート:本体が分離するNTTドコモの「セパレートケータイ」の謎に迫る
話題のスマートフォン、写真で見るBlackBerry Bold
こんなものもありました--CEATECで見つけたオモシロ新技術たち
「iPhone 2.2」アップデートの概要が明らかに--App Storeのインターフェースなど変更
ケータイはまだまだ進化する--CEATECで見た未来の技術
こんなものもありました--CEATECで見つけたオモシロ新技術たち
ケータイはまだまだ進化する--CEATECで見た未来の技術
まるで「宇宙ケータイ」--太陽電池で発電する、au端末のコンセプトモデル
[レビュー]2011年画質を備えた高画質、多機能Blu-ray--ソニー「BDZ-X95」
今週の新製品総チェック:よりモバイルPCとして進化した「Let's note」が登場
今週の新製品総チェック:フルサイズCMOS搭載のキヤノン「EOS 5D Mark II」が登場
今週の新製品総チェック:第4世代iPod nano登場、ソニー「α」、松下「LUMIX」に新機種もメンバー限定サービスをご利用いただく場合、このページの上部からログイン、またはCNET_ID登録(無料)をしてください。