ノベルは1月20日、Novell SUSE LINUXトレーニングプログラムを強化し、より専門性の高い内容に刷新すると発表した。「1月にエキスパート向けのコースを拡充し、当社製Linuxソリューション展開に関係する高度な技術と知識を習得できるようにする」(同社)
具体的には、「Linux経験者のためのNovell SUSE LINUXコース」と「Novell SUSE LINUXサーバ運用管理コース」の2つを新設する。
Linux経験者のためのNovell SUSE LINUXコースの対象者は、Unixやその他Linuxディストリビューションについて基本的な操作知識を持つユーザー。他社製ディストリビューションとNovell SUSE LINUXの差異や、Novell SUSE LINUXの特徴を講義する。「運用を容易にするYaSTのほか、採用しているパッケージに基づいたファイルシステム構造、設定、セキュリティについて習得できる」(同社)
Novell SUSE LINUXサーバ運用管理コースは、現場でのサーバ運用管理ニーズに応える実践的なコースという。Novell SUSE Enterprise Server 9の特徴を生かしたシステム管理や、遠隔地からのシステム運用を行う際に使える知識を提供する。パフォーマンスチューニングを行う際の考え方や対処法についても学習する。
また、従来の定期開催トレーニングに加え、グループ向けトレーニングもメニューに加える。グループ単位で応募した受講者に向け各コースをパッケージ化して提供するので、受講者のレベルや課題、スケジュールに合わせた開催が可能となる。さらに、グループの人数が多くなるほど1人当たりの受講費用は安くなる。
なお、同社はプログラム刷新を記念し、3月に定期開催する4コースを対象に、受講初日分を無料で、2日目以降を半額で提供する体験キャンペーンを展開する。対象コースは、Novell SUSE LINUX管理基礎、Novell SUSE LINUX管理アドバンス、Novell SUSE LINUXネットワークサービス、Novell SUSE LINUXサーバ運用管理の4つ。
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