ジャストシステム(本社・徳島市、浮川和宣社長)は、図を使って自分の頭の中にあるアイデアや考えを整理し、論理的な思考を支援する、図で考え伝えるソフト「図解マスター」を2月10日に発売する。価格(税別)は6800円。
「図解」は自分の考えを整理し、相手に伝えるために有効な方法で、企業や行政、教育分野などで関心が集まっている。「図解マスター」は「図解思考」を提唱する久恒啓一 宮城大学教授の監修で、パソコン上で「図で考える」ことを簡単に実践できるソフト。
図を使って「キーワードを挙げる→矢印と囲みを加える→整理する」というステップを踏みながら考えを整理する。まず、自由に文字や矢印、囲みなどを書けるフリースペース「下書きモード」でキーワードを入力。キーワード同士をグルーピングしたり、矢印を引いたりして関連性や優先順位を考えていく過程で考えをまとめ、「図解」を完成させる。囲みや線種、塗りなどの体裁を整えれば、説得力のある「図解」となる。
図を書くとき多用する矢印や線種、囲み、吹き出し、ビジネス用マークを豊富に搭載し、簡単な操作で思考を妨げずに、イメージに合ったわかりやすい「図解」が手軽に描ける。また、キーワードをまとめるのに役立つ「タイトル枠つきの囲み図形」や、重なりを表すのに便利な「重なり図(ベン図)」、つながりを表すのに便利な「結合図」など、「図解」に必須の図形も搭載する。さらに、関係性を図にしたさまざまな部品を搭載し、イメージに合致した「図解」を作成することが可能。
作成した「図解」は、JPEGやGIFなどの汎用形式での保存が可能で、直接ワープロソフトやExcel、PowerPointに貼り付けることができる。オブジェクト枠の作成可能なアプリケーションから、文書作成中に図解マスターを起動させて図を作成し、反映することも可能。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」