米IBMは13日(米国時間)、Power5マイクロプロセッサとLinuxオペレーティングシステム(OS)を搭載したOpenPowerサーバシリーズの廉価版「OpenPower 720」を発表した。
すでに報道されている通り、OpenPower 720は、通常、より高度なシステムに見られる機能を搭載している。IBMによると、64ビット対応のPower5プラットフォームはさらに拡張可能という。
まず、OpenPower 720には1.5GHzか1.65GHzのどちらかのPower5マイクロプロセッサが搭載される予定だ。4ウェイラックマウント型かタワー型かの選択が可能で、最大メモリ容量は64Gバイト。OSは、SuSE Linux Enterprise Server 9とRed Hat製Enterprise Linux AS 3 Update 3をサポートする。
IBMによると、米国では9月24日に出荷が開始され、価格は5000ドルから。また同社は、OpenPowerの仮想化オプションとして、ワークロード管理用の自社製サーバ仮想化エンジン「Virtualization Engine」のコンポーネントを2004年第4四半期に発売予定で、価格は2000ドルから。
さらにIBMは、2005年上半期にOpenPowerシステムの2-way版をリリース予定という。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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