ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE)は ホスティングサーバ管理向けソフトウェアの新版HDE Controller 3.5 Linux版 ISP Editionを7月28日より販売する。同社が6月17日に明らかにしたもの。
HDE Controller 3.5 ISP Editionは、ホスティングサービスの提供に必要な各種機能を、クライアントのウェブブラウザ経由で構築するソフト。最大300のバーチャルドメインを1台のLinuxサーバで管理できる。
最新版では、Sun Cobalt RaQ3、同RaQ4、同RaQ550からのデータ移行ツールを無償提供する。多くのホスティング事業者が導入していたCobaltの販売が終了したことを受け、「Cobaltユーザーには新版を優待価格で提供するなど、HDE Controllerへの乗り換えを支援する」(HDE)という。
旧版より搭載されている自己監視機能では、数値のグラフ表示を可能にしたほか、任意ログ監視機能、DB管理機能を追加した。また、QoSと最新のLinuxディストリビューションに対応させ、OSアップデート機能やメールの受信経路暗号化などを強化した。
価格は50ドメイン版が15万4560円〜、300ドメイン版が27万480円〜。いずれも1年間のサポート付き。Sun Cobalt RaQ3/RaQ4/RaQ550と、HDE Controller 2.4/2.5 ISP Editionのユーザーには優待価格を適用する。
対応するLinuxディストリビューションは、Red Hat Enterprise Linux AS 2.1/3.0、同ES 2.1/3.0、同WS 3.0、Red Hat Professional Workstation、Red Hat Linux 7.2/7.3/9、Turbolinux 8 Server、MIRACLE LINUX Standard Edition v2.1。
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