NECソフトは5月27日、Linux対応URLフィルタリングツールURLGUARDIAN for Linuxの販売を同日開始すると発表した。同製品を利用すると、企業などは社内ネットワークからのウェブ閲覧を制御し、不適切なアクセスを遮断することができる。
URLGUARDIAN for Linuxは、ユーザーがウェブサイトにアクセスする際にURLを調べ、接続先の内容に問題があると判断される場合にはその接続を遮断する。インターネット掲示板への書き込みやファイル送信などを制御することで、企業内部からの情報漏えいも防止できるという。ウェブ閲覧回数の多いユーザーやアクセス制限された回数の多いURLなどの情報をランキング形式にまとめ、利用状況の分析にも使える。
参照するURLデータベースは、「URLフィルタリング製品では最大クラス」(同社)。また、専任の日本人スタッフが毎日調査/追加を行って内容を更新しており、最新のデータベースは自動的にダウンロード適用される。「日本のインターネット事情に即していて、最新の状態を保てる」(同社)
なお、URLGUARDIAN for Linuxは、キヤノンシステムソリューションズが販売しているURLGUARDIANを両社が共同でLinuxに移植したソフトウェアである。税抜き価格は36万円から(50ユーザー)。
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