マクニカネットワークスと富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は、プロキシサーバ「Blue Coat ProxySGシリーズ」とインターネットアクセス監視/管理ソフトウェア「Websense Enterprise」を連携させて販売することで合意した。マクニカネットワークスが5月17日に発表したもの。これにより両社は、富士通SSLの提供するWebsense Enterpriseを、マクニカネットワークスのBlue Coat ProxySGシリーズに実装するなどして提供する。
Blue Coat ProxySGシリーズは、ハードウェアとソフトウェアを一体化したアプライアンス型のプロキシサーバ。高度なキャッシュ機能を備えるほか、既存のウェブウイルススキャンとの連携や帯域幅の管理が可能という。
Websense Enterpriseは米Websenseの製品で、企業などが従業員のインターネットアクセスを監視/管理するために使うソフトウェア。「URLフィルタリングだけではなく、悪意のあるサイトへのアクセスを未然に防止するなど、リスク管理的な側面のあるURLカテゴリ分類が特徴」(両社)
Blue Coat ProxySGシリーズにWebsense Enterpriseを実装すると、カテゴリレベルによりコンテンツフィルタリング機能を強化したり、定義されたグループごとにウェブアクセス方法の制御をしたりできるようになる。さらに、掲示板への書き込みのみの制御、違法ファイル交換/インスタントメッセンジャー利用/ウェブメールアクセスを制限するといった運用が行える。
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