HDE、LGWAN用Linuxゲートウェイサーバー管理ソフトを約1000本出荷

 ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE、小椋一宏社長)は4月21日、総合行政ネットワーク(LGWAN)向けのLinuxゲートウェイサーバー管理ソフトウェア「HDE Controller LG Edition」を973本出荷したことを発表した。

 「HDE Controller LG Edition」は、自治体LANとLGWANを結ぶゲートウェイサーバーの構築、および管理に特化したソフトウェア。Linuxサーバーにインストールするだけで、既存のLAN/インターネット環境を壊すことなくLGWANへのスムーズな接続を可能にする。

 ゲートウェイサーバー管理製品は、1自治体でほぼ1本の導入となり、出荷本数と導入自治体数はほぼ同じであると考えられることから、同社では、「『HDE Controller LG Edition』は必ずLinuxサーバー上で稼動するため、全国3199の自治体のうち少なくとも30%の自治体でLinuxが導入されている」と計算している。

 また、日本政府主導で策定された「e-Japan重点計画2003」でも、

  1. オープンソースソフトウェアの評価・検討(内閣官房、総務省および経済産業省)
  2. オープンソースソフトウェア市場の拡大(経済産業省)

――の取り組みが始まっており、今後も地方自治体でLinuxの浸透が進んでいくものと考えている。

 HDEでは今後、官公庁・地方自治体向けに、セキュリティ分野、CRM分野などでのLinuxソリューションを提供し、自治体でのオープンソースソフトウェア市場の拡大を図っていく。

ホライズン・デジタル・エンタープライズ
「HDE Controller LG Edition」

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