データコントロール、SOHO向けセキュリティゲートウェイ製品など発売

 データコントロール(原 健人社長)は、米Fortinet社のセキュリティゲートウェイ製品「FortiGate」のSOHO向け新モデルと、同社初の無線LAN対応製品「FortiWiFi」シリーズ、およびFortiGateシリーズ向けログ・レポーティング製品「FortiLog」シリーズを発売すると発表した。

 「FortiGateシリーズ」は、ネットワーク全体を完全に保護するハードウェアベースのネットワークプロテクション・ゲートウェイで、Fortinet社のABACASテクノロジとFortiAsicコンテンツプロセッサの組み合わせによって、コンテンツフィルタリング、ファイアウォール、VPN、ネットワーク侵入検知防御システムなどの機能を組み合わせ、ウイルスやワームなどコンテンツをベースにしたセキュリティ上の脅威から、ネットワークをリアルタイムに防御する。

 今回発売する新モデル「FortiGate-50A」は、従来の「FortiGate-50」の機能をそのままに、スループットを高速化したSOHO向けセキュリティアプライアンス製品。LAN用10/100Mbps 1ポート、WAN用10/100Mbps 1ポートのほか、USBポート(将来拡張用)を装備している。

 「FortiWiFi-60」は、IEEE 802.11bと802.11gのデュアルバンド無線LANに対応したオールインワンセキュリティアプライアンス。WEP(WPAにアップグレード可能)、IPsecなど高度な無線LANセキュリティ機能を実装しているほか、10/100Mbps LANポート×4、10/100Mbps WANポート×2、10/100Mbps DMZ×1、無線LAN、USBポートを装備する。

 「FortiLog」シリーズは、複数の「FortiGate」、「FortiWiFi」シリーズのロギングとレポーティングに特化した管理ソリューションを提供する。具体的には、セキュアなログ取得と高度なレポーティング機能を備えており、最大360GBまでログ保存可能なHDDに、RAID機能による高度なデータ保全性を実現した(FortiLog-400/800)。データ容量と管理台数に応じて、「FortiLog-100」、「FortiLog-400」、「FortiLog-800」の3モデルを用意している。

 価格は、「FortiGate-50A」が15万8000円。「FortiLog-100」が46万円、「FortiLog-400」が138万円、「FortiLog-800」が184万円。3月22日に出荷開始する予定。「FortiWiFi-60」の価格、出荷開始時期は未定。

データコントロール

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