VA Linux Systems Japan(VAリナックス)と日本AMDは3月2日、オープンソースソフトウェア開発支援サイトであるSourceForge.JP内のコンパイルファームで提供される開発環境にAMD Opteronプロセッサ環境が追加されたことを発表した。
SourceForge.JPのコンパイルファームは、ソフトウェアの動作テストやデバッグ、新アーキテクチャへの移植などを支援することを目的としたオープンソースソフトウェア開発者向けサービス。SourceForge.JPに登録されているオープンソースプロジェクトの参加者は誰でもコンパイルファームを自由に利用できる。これまでx86アーキテクチャのLinux 2.4(Debian GNU/Linux)およびNetBSD、Apple Power Mac G4(Mac OS X)の環境が提供されている。
このSourceForge.JPのコンパイルファームに対し、VAリナックスと日本AMDは、AMD Opteronプロセッサ搭載サーバにSUSE Linuxをインストールした環境を提供する。AMD Opteronは、日本AMDの64ビットアーキテクチャAMD64をベースとするサーバ/ワークステーション向けプロセッサ。同サービスにより、AMD64アーキテクチャ対応のオープンソースソフトウェア開発が促進されると考えられる。「さらに、AMD64対応64ビットアプリケーションの開発を促進することで、オープンソースソフトウェアの開発コミュニティとユーザーに対し、64ビット環境へのシームレスな移行パスを提供できる」(両社)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス