NECは2月23日、セキュリティ管理システム「CapsSuite V2.0」を発売すると発表した。標準価格1850万円(4000クライアント対応)など。
CapsSuite V2.0は、PCのパッチ適用情報やハードウェア情報などを収集、一元管理するシステムで、迅速なパッチ適用や、イントラネットに不正に接続された機器の発見などが実現できる。また、ウイルス感染や不正アクセスの防止にも役立つ。
NECではCapsSuiteの価格体系を改定し、管理PCが1000台の場合、従来製品に比べて約30%の低価格化となるCapsSuite1000(998万円)や、管理PC台数500台を対象としたCapsSuite500(498万円)を投入する。
また、管理台数1500台以下の企業を対象として、ソフトウェアのインストールや環境設定などの標準的な作業を提供するシステム構築サービス「jetpack for CapsSuite」(185万円)を開始する。このサービスを利用することで、約2週間でシステム導入が可能となる。
このほか、収集したパッチ情報やハードウェア情報をCSV形式のファイルに保存、出力するための機能を追加した。さらに、パッチ未適用のPCに対して簡易な操作でパッチを適用するためのポップアップ画面を表示する機能や、パッチ適用を指示するメール送信機能なども提供する。
出荷開始は3月1日から。NECでは、今後3年間で300システムの販売を見込んでいる。
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