日本ユニシスは2月10日、Linuxシステムの運用を支援するパッケージ製品「Linuxセキュリティパッチ自動適用パッケージ」と「サーバ監視パッケージ」の販売を2月12日に開始すると発表した。両パッケージは、安定したサーバ運用と安全で質の高いサービスを実現するために、ハードウェア、ソフトウェア、導入サービス、サポートサービスを一体化して提供する。「このパッケージを使用することで、ユーザーは導入作業時間の短縮、構築作業排除、低コスト化を実現できる」(同社)
Linuxセキュリティパッチ自動適用パッケージは、ユニアデックスの「Linuxセキュリティホール・パッチ自動適用ソリューション」を組み込んだ製品。クワンティの組み込み型エンジンQloc Engineを利用し、Linuxおよびアプリケーション用パッチファイルの取り込みと適用を自動処理する。パッチの適用状況は、ヌリテレコムの統合運用管理ツールNet-ADMで常時監視できる。
一方サーバ監視パッケージは、Net-ADMのサーバ監視機能のみを組み込んでおり、主にネットワーク稼働状況監視、メッセージ監視/プロセス監視/サービス監視、ポート監視、リソース監視を行う。Windows、Linux、Unixサーバが混在する環境下でも監視が行える。
両パッケージとも、ハードウェアは日本ヒューレット・パッカードのIAサーバであるHP ProLiant ML330 Generation 3とHP ProLiant DL320 Generation 2を採用した。導入サービス、保守サポートサービスについては、ユニアデックスが24時間365日体制を整えて対応する。
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