日本BEAシステムズは、64ビットプロセッサ、インテル Itanium上で動作するアプリケーションサーバであるItaniumプロセッサ版BEA WebLogic Server 8.1Jを、Unix/Windows/Linuxという3種類のOSに対応させた。同社が1月14日に明らかにしたもの。同サーバは、「国内市場で唯一のIA64対応ウェブアプリケーションサーバ製品」(同社)である。
同社は、マイクロソフトの64ビット対応版Windows Server 2003、レッドハットのRed Hat Enterprise Linux AS向けにItaniumプロセッサ版BEA WebLogic Serverを提供している。日本ヒューレッドパッカード(日本HP)製UNnixであるHP-UX 11iに対応した同サーバの出荷を始めたことで、「業界で初めてUnix、Windows、Linuxという3つの主なIA64用OS向けに、アプリケーションサーバ製品を提供できるようになった」(日本BEA)。
なお同社が、HP-UX 11i対応BEA WebLogic Serverの性能をベンチマークテストSPEC jAppServer2002で計測したところ、世界最高の値を記録したという。詳細は、同テストを開発した業界団体Standard Performance Evaluation(SPEC)のウェブサイトに掲載されている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」