シマンテックは12月24日、パソコン向け総合管理ソリューションの新版、Symantec Ghost 8.0 Corporate Editionを発表した。同ソリューションは、OSのアップグレード、ソフトウェア配布、バックアップ、トラブル復旧などを管理/実行する製品。新版は、新たにインベントリ機能とローカルクローン機能を持ち、「管理業務にかかる時間を短縮し、コストを削減できる」(同社)。
新版のハードウェア/ソフトウェアインベントリ機能は、ネットワーク内の各種ハードウェア、ソフトウェアを一元管理するためのもの。管理者はダイナミックフォルダを作成し、ハードウェアやソフトウェアの特性ごとにパソコンをグループ化して管理できるので、OSの移行作業などが容易になるという。
クライアントステージングエリアと呼ばれる機能により、管理対象のパソコン上に仮想的な保管場所を設けられる。バックアップ/復元イメージをローカルな保管場所に置くと、イメージを繰り返しネットワークに流す必要がなくなり、ネットワーク負荷を軽減できる。
またファイルやパッチを多数の配信先に同時送信するマルチキャストファイル転送や、USB/Firewire経由で外部メディアにクローンを作成する機能を備える。NTFSパーティションに対する読み書きが可能になり、LinuxのEXT2、EXT3ファイルシステムのLILOおよびGRUBも扱える。
ライセンス価格の例は以下の通り。
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