トランスコスモス(奥田昌孝社長)は12月16日、マイクロソフトが「Windows 98」の有償サポートを終了するのにともない、個人向けPCサポートサービス「トランスコスモス ドット・サポートサービス」において、単独のサポートサービスを継続することを発表した。また、同サービスおいて、新たに、個人ユーザーの利便性を向上する「リモートサービス」を開始した。
同社では、マイクロソフトから公式のサポート認定を取得し、02年に「ドット・サポートサービス」を開始。Windows製品、Word、ExcelなどのOffice製品、およびInternet ExplorerやOutlookExpressなどのダウンロード製品に対して、電話と訪問(03年7月から)によるサポートを提供している。
年中無休での受付けや1回当たりのサポート料金の安さ、また、マイクロソフトでのサポートが終了した製品への対応などが特徴で、今回の「Windows 98」についても引き続きサポートを提供していく。今後、「Windows 98」については、同社が単独でユーザーサポートを行うことになる。
新たに開始する「リモートサービス」は、ユーザーと同社のサポートエンジニアが、インターネットを通じてユーザーのPC画面を共有し、エンジニアが直接、ユーザーのPCを遠隔操作してサポートを提供するサービス。
従来のリモートツールと異なり、ユーザーのPCにソフトウェアをインストールする必要がなく、インターネット上から、クリック1つの簡単な操作でツールのダウンロードが可能。セキュリティ面においても、SSLに対応するほか、サポート終了時にツールを自動削除するため、安心して利用することができる。
同サービスによって、電話でのやり取りは難しいが訪問してもらうほどではない場合や、すぐに解決したい場合などに、双方向でのコミュニケーションを実現し、問題解決までの大幅な時間短縮が可能となる。
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