日本オラクルとサン・マイクロシステムズは11月25日、セガが2004年にサービス開始予定のオンラインゲーム、「ダービーオーナーズクラブ オンライン」の運営用データベースサーバとして、サンのサーバと、オラクルのデータベースソフトウェアおよびクラスタソフトウェアを使用すると発表した。サーバシステムの構築作業はすでに始まっている。
採用された製品は、サンのSun Fire 4800が2台と、オラクルのOracle9i DtabaseおよびOracle9i Real Application Clusters。データベースサーバには、ゲーム全体の基本情報に加え、各プレイヤーのゲーム情報まであらゆるデータを格納する。
ダービーオーナーズクラブ オンラインは、プレーヤーがサラブレッドのオーナーとして競走馬育成を行うパソコン向けゲーム。「多人数参加型オンラインゲームであるため、多数のプレーヤーの同時参加が見込まれ、トランザクションは膨大な量になる」(両社)。また365日24時間サービスを継続提供する必要があるほか、会員数の増大に応じて随時システムの拡張を行うという。
「これらの要求を満たすため、ブロードバンド環境における可用性と拡張性の両立を可能にする、Oracle9i Real Application ClustersとSun Fire 4800の採用が決まった」(両社)
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