ミラクル・リナックスとNECは11月18日、サーバの不正アクセスによるシステム破壊や情報漏えいなどを防止するため、セキュリティソフトウェア分野で協業すると発表した。これにより両社は、ミラクル・リナックスのWindows/UNIX/Linux対応不正侵入防止ソフトウェア、MIRACLE HiZARDなどについて、販売、サポート、マーケティング活動を共同で行う。
主な協業内容は以下の通り。
MIRACLE HiZARDの販売、保守サポートで協力する。同ソフトウェアの代理販売を始めるのは、NECが国内初という。NECはMIRACLE HiZARDをセキュリティソリューション、iBestSolutions/Securityの中核製品の1つと位置付け、主に政府/自治体/金融機関などを対象とするコンサルティング/導入/サポートサービスとともに提供していく。
MIRACLE HiZARD、Windows/UNIX/Linuxの各種OS、日本オラクルやマイクロソフトのデータベースソフトウェア、NECのミドルウェア製品群であるVALUMOウェアなどについて、連携に関する動作検証を共同で実施する。
提案案件の相互紹介や提案対象企業に関する情報共有などを進める。技術問い合わせの対応やバージョンアップ情報の提供、障害発生時の調査/対応情報の提供などのサポート提供も共同で行う。さらに、共同セミナーの開催や展示会での協力、共同広告の実施など、マーケティング活動や販売推進活動でも協力する。
なおMIRACLE HiZARDの出荷開始は2004年1月の予定。価格は以下の通り。
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