日本BEAシステムズは10月23日、BEA製品を活用したシステム開発者向け支援プログラム「BEA dev2devプログラム」を発表した。同プログラムは11月12日からスタートする。また、この一環として、システム基盤構築ソフトウェア製品群「BEA WebLogic Platform 8.1J」およびアプリケーション・サーバ「BEA WebLogic Server 8.1J」など、WebLogic関連製品の無償開発ライセンスを提供することも併せて発表した。
BEA dev2devは、BEAの最新の開発ツールや開発に関する方法論をIT市場に広く迅速に普及させるとともに、企業のシステム開発者コミュニティの活性化を図ることを目的としたプログラム。日本BEAでは同プログラムを通して、既存IT資産の効率的活用を可能とするアプリケーション開発/実行環境の紹介、Webサービス向けアプリケーションの普及促進、ポータル、システム統合などを含む企業アプリケーション開発の生産性向上、J2EE市場の拡大を図る、としている。また、来年12月までに10万人以上の同プログラムへの参加開発者登録を目指すという。
発表によれば、dev2devプログラムが提供するのは、主に以下の3つのプログラムとなっている。
同プログラムはJ2EE標準に完全準拠したBEA製品を活用した企業向けアプリケーションの開発、企業ポータル開発、また企業システム統合のプロジェクトを支援するもの。11月12日よりBEA WebLogic Platform 8.1Jの無償開発ライセンスの提供を開始する。開発者は同ライセンスを活用することでBEA製品群関連のアプリケーション開発、検証、デモンストレーションなどを無償で行えるようになる。
米国ですでに開始している英語版dev2devサイト(URL:http://dev2dev.bea.com/index.jsp)の中に日本語の要約ページを開設し、日本の開発者が最新の情報により簡単にアクセスしやすいようにする。同サイトを通じて世界中のJava開発者とのコミュニケーションが取れるようになる。またBEA製品についての質問集、「AskBEAセルフサービスオンラインサポート」を提供する(無償、英語のみ)。
BEA dev2devユーザグループは、BEA製品のユーザ企業、パートナ企業の開発者、アーキテクチャ、企業IT専門家などのメンバーで構成される開発者コミュニティ。BEA製品のトピック以外の話題に関しても積極的に議論を深め、地域に根付いて活動を行う。当初、東京地区、大阪地区でユーザグループを設立する予定。
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