三井物産の米ベンチャーキャピタル子会社である三井物産ベンチャーパートナーズは10月9日、同社主導により米Boingo Wirelessが1030万ドルの資金調達を完了させたと発表した。同社はBoingoに取締役を派遣し、日本およびアジア地域への展開を積極的に支援する。
Boingoは米国内2600か所以上でホットスポットサービスを提供する企業。「今後は欧州や日本などへの進出も目指しており、今回の資金調達で国際展開に向けた取り組みを更に加速させる」(同社)としている。なお資金提供には、米New Enterprise Associates、米Infonet、Amerindoなどが参加した。
Boingo支援について、取締役に就任する三井物産ベンチャーパートナーズの川原氏は以下のようにコメントする。「無線LANが浸透しつつあるなか、BoingoはWi-Fi市場で利用者や顧客企業にとってますます必要不可欠な存在になる。無線LANが米国のみならず世界各国で普及する状況において、当社を始めとするベンチャーキャピタルの経験と知識が、Boingoの国際展開活動を更に飛躍させるに違いない」。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス