米ヒューレット・パッカード(HP、カーリー・フィオリーナ会長)は10月3日、同社および丸紅(勝俣宣夫社長)、日立ソフトウェアエンジニアリング(小川健夫社長)の3社で設立したヒューレット・パッカード・ソリューションデリバリ(HPSD、岡田一夫代表取締役)について、10月中旬をめどに全株式を取得することを発表した。
HPSDは、1999年の設立以来、通信業界、流通業界、電子調達システムなどの分野を中心にシステム・インテグレーションビジネスを展開し、HPおよび日本ヒューレット・パッカード(日本HP、樋口泰行社長)のビジネスを支援してきた。
今回のHPSDの株式取得は、サービスビジネスにおける新たな市場要求に向けた全社的な組織再構築の一環となるもの。株式取得後は、HPSDがもつ各種ソリューションの経験、ノウハウ、人的リソースを日本HPのC&I(コンサルティング&インテグレーション)部門に統合するとともに、HPSDが開発したソリューションおよび納入顧客へのサポート業務を同部門が引き継ぐ。
また、今後、丸紅、日立ソフトと新機軸を構築し、日本市場におけるコンピュータビジネスおよびサービスビジネスの強化・加速を図っていく方針。具体的には、日本HPと丸紅が、
──など、新たに包括的アライアンスを構築する予定。
さらに、HPSDと日立ソフトが、
──を始めとする新たな包括的アライアンスを構築し、双方の強みを生かしたソリューション開発およびサービスの提供をさらに発展させていく方針。
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