米Novellは9月8日、Linux戦略製品で今年中に出荷を予定する同社のNovell Nterprise Linux Services 1.0に、米Ximianの管理サービス製品Red Carpetを搭載すると発表した。 Novellでは、Ximian買収による効果の1つだとしている。
またNovellは、Novell Nterprise Linux Servicesのオープンベータ版を10月中旬から提供開始することも併せて発表。同製品は、ファイル、プリント、メッセージング、ディレクトリ、管理などのサービスを、統合パッケージ化したもの。Linuxを対象とした包括的な技術サポート、トレーニング、コンサルティングサービスとともに提供される。
NovellのCEO室付副会長Chris Stoneは、「我々は、Novellの確立したネットワーク技術を次々にLinuxへ移行してきており、Linuxそのものを含めてサポートを提供し始めている。選択肢をより多く提供することは重要だ」とコメントしている。
Novell Nterprise Linux Servicesには、Ximian Red Carpetによる管理サービス、Novell eDirectoryとDirXMLによるアイデンティティサービス、Novell iFolderによるファイルサービス、iPrintによるプリントサービス、NetMailによるメッセージングサービス、exteNd Director Standard Editionによるエンドユーザアクセス/生産性向上支援のためのバーチャルオフィス機能などが含まれている。
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