レッドハットと日本BEAシステムズは9月10日、Linuxベースの共通システム基盤構築ソリューション分野で協業関係を強化すると発表した。またBEA WebLogic Platform 8.1JのRed Hat Enterprise Linux AS対応版は、同日より日本BEAのパートナー企業を通じて出荷することも明らかにした。
この協業は、米BEA Systemsと米Red Hatの提携関係を受け、国内市場でも両社の関係強化を図るものという。その目的については、「企業向けシステム市場においてLinuxシステムを普及促進させる」(両社)と説明する。
今後両社は、日本BEAの共通システム基盤製品BEA WebLogic Platform 8.1JとJAVA仮想マシンBEA WebLogic JRockitに、レッドハットのエンタープライズLinuxプラットフォームRed Hat Enterprise Linux ASを融合させたソリューションの開発を共同で進める。さらに、同ソリューションに関わるサポートも共同提供する。
対象とする顧客としては、Java 2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)を用いて既存基幹系システムやERP、CRMなどのパッケージ業務アプリケーションを連携させビジネス統合を図る企業、Webサービスを活用して企業内外のアプリケーション連携を図りたい企業、さまざまなアプリケーションや情報を集約した企業情報ポータルを構築したい企業などを想定している。
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