米MontaVista Software(MontaVista)とスウェーデンVolvoのテレマティックス部門Volvo Mobility Systems(VMS)は9月2日、VMSの公共交通機関向け交通管理システム製品「ITS4mobility」に、MontaVista Linuxを採用したと発表した。
ITS4mobilityの車両搭載用オンボード・ユニットの中核部に、MontaVistaの組込みLinuxパッケージ「MontaVista Linux Professional Edition」を導入したという。
ITS4mobilityは、同ユニットを搭載した車両と交通制御基地をGPRS(General Packet Radio Services)で接続。車輌位置の自動検索、交通機関の定刻発着の監視、双方向のテキストメッセージ交換、乗客向けアナウンスや目的地表示の自動化、特定車輌への時刻表ダウンロード、ソフトウエアのアップデートなどを行う。
VMSによれば、既に北欧の数都市が同システムを採用している。スウェーデンのゴーテンブルグでは市バス約100台を、ノルウェイのトロムセではバスや路面電車450台を接続し、運用しているという。
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