パナソニックコミュニケーションズは8月6日、Turbolinux 8 Serverを標準搭載したアプライアンスサーバー「BB-G500DXL」を発売すると発表した。価格はオープンプライスで、発売日は8月25日を予定している。
BB-G500DXLは、中規模業務サーバーシステムに最適なLinuxをOSに採用。本体に、二次電池としてリチウムイオン電池を内蔵しており、停電や瞬断などにより電源が供給されなくなっても、システムを自動的にシャットダウンする機能を搭載している。
また、CPUの負荷状況とその温度変化を検知し、ファンの回転を4段階(停止、低速、高速、全速)で制御。システムが休止状態の時は、ファンが停止もしくは低速で回転し低騒音を実現する。
CPUには、VIA Eden ESP5000(533MHz)を採用。20GBのハードディスクと128MB(DDR266)のメモリを標準装備している。サイズは幅274mm×奥行き207mm×高さ75mm、重量約1.7kgとなっている。
アプライアンスサーバー「BB-G500DXL」 | |
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パナソニックコミュニケーションズによれば、「情報システム化のコスト削減に大きな関心が集まり、企業内のシステム構築に、ライセンスフリーのLinuxをサーバー用OSとして導入する動きが拡大している」という。今回の製品については、「小規模・中規模の業務システムを構築するために、Linuxを搭載して24時間稼動に対応でき、かつ特定用途に特化したアプライアンスサーバー」を目指したものとしている。
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