日本オラクルは7月30日、Linux環境でOracle 9iを扱う技術者向けのセミナー「Linux+Oracle9i RAC Top Gun」を開催すると発表した。期間は7月20日から12月31日まで。内容はOracle 9iのデータベースクラスタリング機能「Oracle9iRealApplications Clusters(Oracle RAC)」を使ったシステム構築に関する講義と実習。
「全国で開催し、合計1000人のLinux環境のシステム構築技術者を育成する」(同社)
1回のセミナーは2日間で、1日目は無償。2日目は6万円だが、オラクルのビジネスパートナーには3万円で提供する。参加技術者は、インストールやデータベースの作成などを学習すると同時に、Linux上で「Oracle9i RAC」システム構築に必要な技術を習得できるという。
同セミナーの主題となるOracle9i Real Application Clustersは、「Oracle8i」から採用した「キャッシュフュージョン」アーキテクチャに基づく、データベースクラスタリング機能。サーバ数の増加に従ってサーバあたりの性能が劣化する従来のクラスタリング機能に比べ、サーバ数の増加に対して正比例した性能を確保できるとする。
また、オラクルは同セミナーで、データベース管理ソフトである「Oracle Enterprise Manager (OEM)」を使用したデータベースシステムの管理方法、バックアップ・リカバリ、ノードの追加方法なども解説する。
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