日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は7月16日、最新のItaniumプロセッサを搭載したサーバの販売体制を強化すると発表した。具体的には、「インテルと連携して、Itaniumプロセッサに関する最新技術を提供するとともに、技術者および検証設備を補強する」(日本HP)。
米HPは、米IntelとItaniumアーキテクチャを共同開発し、同プロセッサを搭載した「HP Integrityサーバ」を提供している。また、日本HPは2002年11月に、Itanium プロセッサに対応した主要エンタープライズアプリケーションの検証やマーケティングを行う「Itaniumベース・ソリューション・センター(現在はItaniumソリューションセンターに改称)」を開設している。
日本HPでは、Itanium 2 プロセッサの最新版が7月1日にリリースされたのを機に、このItaniumソリューションセンターの専任技術サポート要員を4倍に増員するとい計画を立てている。これにより、Itanium 2プロセッサ搭載サーバの複数OS(Windows、Linux、HP-UX)上における、各アプリケーションの動作検証やベンチマークを実施する。また、他社製アプリケーションを最新Itanium 2プロセッサシステムへ移植するための技術支援や、顧客のアプリケーション資産の移植に関する技術支援も行っていくという。
さらにインテルと共同で、システム開発環境ツールやコンパイルに関する技術、アプリケーションの移植に関する技術情報やコンパイラ、開発環境の技術などを提供する予定である。
「ソフトウェアやSIのパートナー企業を技術面からサポートする一方で、顧客のシステム環境構築を支援し、ビジネスコンピューティングの分野で主流となるItanium 2プロセッサソリューションを推進する」(同社)
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