株式会社シマンテックは7月15日、サーバー向けホストベース侵入検知・防止システム「Symantec Host IDS 4.1(以下、SHIDS)」を7月29日に発売すると発表した。
SHIDSは、特にビジネスユースのサーバー製品に適したもので、侵入検知や侵入防止機能だけでなく、リアルタイムでセキュリティ違反を監視しポリシーに基づく対応を自動的に行う。インターフェースはJavaベースのコンソールになっており、モニタリングとレスポンスに関するポリシーの作成・実施、監査ログの収集と蓄積、インシデント分析とレポート作成、侵入シグネチャの更新などを管理コンソールから一括して行える。
また、チャートやグラフなどを用いたトラブルのレポートやドリルダウンによる詳細情報の閲覧をリアルタイムに実施可能。さらにLiveUpdate機能を通じて、ソフトウェアコンポーネントやセキュリティコンテンツのアップデートができ、常に最新のトラブルに対応することができる。
SHIDSの対応環境は、Windows 2000/NT/XP、Solaris 8/9などに対応している。また、Symantec Security Management System(SSMS)との統合が可能だ。なお、SSMSは他社のセキュリティ製品も対象にしたデータ収集、ログ作成などのセキュリティ管理システム。
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