VA Linux、ソフトウェア共同開発プラットフォームSourceForgeの新版を発表

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年07月08日 16時22分

 VA Linux Systemsジャパンは7月8日、IT/エンジニアリング企業向けのソフトウェア共同開発プラットフォーム、SourceForge 3.3 Enterprise Editionの販売を7月下旬より開始すると発表した。

 SourceForgeは、ソフトウェアライフサイクル管理、ナレッジマネジメント、プロジェクト管理、プロジェクト分析のための各種ツールを統合したウェブベースのソフトウェア共同開発プラットフォーム。企業の分散した開発拠点、組織、関連部門にわたる小規模から数万人規模の共同開発に対応できるという。

 SourceForge 3.3で拡張した主な機能は以下の通り。

 【プロジェクト管理】

  • プロジェクトの状態を視覚的に把握可能なタスク状態分布図やガントチャートなどの表示
  • Microsoft Projectで作成した開発スケジュールのインポート

 【タスク例外管理】

  • 遅延/放置されているタスクに対する通知
  • 承認や入力必須項目の設定によるプロジェクト開発ポリシーへの対応

 【文書管理】

  • 複数ファイルの一括アップロード/ダウンロード
  • 文書登録時のレビュー/承認機能
  • 文書の検索機能(タイプ別、日付別、作成者別)

 【トラッカー】

  • トラッキング項目と文書、ファイルリリース、タスクなどとの関連付け
  • トラッキングデータとソースコードの修正内容との関連付け

 【ファイルリリース管理】

  • リリース物件に対してソフトウェア完成度の設定が可能
  • 完成度の設定により、リリース物件へのアクセス制御が可能

 【自動通知】

  • タスクの進捗報告、トラッキングデータの内容変更などをメールで自動通知
  • 自動通知の頻度、対象などを設定可能

 【他ツールとの連携】

  • 複数のSCMツールとの連携(Rational ClearCase、Merant PVCS、CVS)
  • プロジェクト毎にSCMツールの選択が可能

 SourceForge 3.3 Enterprise Editionの価格は1ユーザー当たり19万8000円(初年度サポート費用を含む)。ボリュームディスカウントも用意する。

 同社は、60日間無償で試用可能なトライアル版を7月9日より提供する。詳細については、ウェブサイトに掲載している。

VA Linux Systemsジャパンのプレスリリース

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