野村総合研究所(NRI)は7月8日、オープンソースに関連した同社のマニュアルや利用ガイドを無償で公開すると発表した。NRIでは、「社内ノウハウを積極的に公開することで、オープンソースの健全な発展を促進するため」(NRI)と説明する。
NRIは昨年、各種オープンソースツールの評価を行い、「eclipse」や「CVS」といった、評価の高かったツールの利用ガイドを作成した。現在、それをもとに、J2EEの開発フレームワークである自社製品「オブジェクトワークス」と連携させたシステム開発を行っているという。
今回、公開するのは、eclipseを使ってウェブアプリケーションを開発するための一般的な利用ガイド・ノウハウ集と、オブジェクトワークスとeclipseを連携して使うための利用ガイド。eclipseが2.1にバージョンアップしたのを機に、「(eclipseが)日本国内で広く普及することを願って公開することにした」(同社)とする。
いずれも同社ウェブサイトでダウンロード可能。なお、CVS関連など、その他の資料についても順次公開を予定している。
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