日本IBMは6月19日、インテルの64bitプロセッサItanium2に対応したリレーショナルデータベース管理ソフトウェア(RDBMS)の新版、IBM DB2ユニバーサル・データベース(DB2 UDB)V8.1.2を同日よりダウンロード販売すると発表した。
DB2 UDB V8.1.2は、「ヘルス・センター機能」を拡張するなど、自己管理機能を充実させると同時に、アプリケーション開発機能を強化したという。Microsoft Visual Studio .NET用アドインやネイティブDB2 .NET Data Providerの提供など、「特にWindowsプログラマーに快適な開発環境」(日本IBM)を提供する。これにより、「開発者はLinux、UNIX、Windows、z/OSで稼働するDB2 UDBアプリケーションを開発できるようになる」(同社)。また、外部のWebサービスを呼び出し、その結果をテーブルデータとして返す機能も標準実装している。
対応プラットフォームは、Linux、AIX、HP-UX、Solaris、Windows 98/ME、Windows NT、Windows 2000、Windows XP、Windows 2003 Server。「64ビットのLinux/Windowsに対応することで、大規模な企業データベースやデータウェアハウスなどで性能と拡張性を大幅に向上できる」(同社)
DB2 UDB for Linux/Windows/UNIXのIBM推奨料金は以下の通り(パスポート・アドバンテージ・エクスプレス(PAX)適用時のライセンス料金)。
また現在同社は、米AMDの64ビットプロセッサOpteronに最適化したLinux版DB2 UDBのベータプログラムを実施している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス