エヌジェーケー(NJK)は6月18日、ビジネス・インテリジェンス・ツール「DataNature/E」のLinux Server対応版を6月24日より販売開始すると発表した。
DataNature/Eは、NJKが2002年1月に発売したWindows対応のデータ活用/分析ソフト。同社が独自開発した特許技術BUI(Button User Interface)を実用化した製品で、CRM(顧客関係管理)やERM(企業リソースプランニング)といった基幹業務データを扱い、プログラムを介さずボタン選択だけでOLAPなどのデータ分析が行える。
今回販売するDataNature/E Linux Server対応版は、DataNature/Eのサーバ機能をLinuxに対応させた製品となる。これにより、「Linux Serverのユーザーは、Windows Serverの場合と同様に、操作性とコストパフォーマンスに優れたビジネス・インテリジェンス環境を容易に構築できるようになる」(NJK)。
標準価格は、1サーバ/5ユーザー・ライセンスの基本セットが90万円。サーバオプションのDBアクセス機能が20万円。NJKでは、2003年度中に100セットの販売を目標としている。
なおNJKは今後、Windows版のオプション「Web連携機能」をはじめ、複数のBUI機能の製品をLinux市場に投入していく計画という。
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