シマンテックは6月12日、企業向けファイアウォール製品ラインにIBM eServer iSeries 270向けの製品を追加したと発表した。「Symantec Enterprise Firewall for IBM iSeries(SEF for iSeries)」の製品名で、6月19日より販売を開始する。
SEF for iSeriesは、iSeriesが提供するLPAR(ロジカルパーティション)上で動作する、仮想ファイアウォールアプライアンス。OSにはLinuxを利用している。ハイブリッド型アーキテクチャを採用しているため、セキュリティポリシーに合わせて、アプリケーションプロキシ、ステートフルインスペクション、パケット・フィルタリングなどの機能を使い分けできる。
インターネットとの接続やネットワーク間の接続における安全を確保することで、企業の資産を保護し、ビジネス上の取引を安全にすることができる。また、「パフォーマンスを低下することなく接続を管理できるため、通常のビジネストラフィックの流れと不正侵入からの保護機能を両立できる」(シマンテック)という。
製品価格は、ライセンス数1〜25までが60万円、同50までが120万円、同100までが240万円。ライセンス数無制限の場合は、390万円。
なお同社は、IBM eServer iSeries以外のモデルに向けたファイアウォール製品も、年内に順次提供していく予定。
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