サン・マイクロシステムズは6月6日、7月1日付けで実施する予定の代表取締役人事を発表した。同社の代表取締役社長には、米Sun Microsystemsテレコミュニケーション米国市場担当バイスプレジデントのDaniel Millerが就任する。現在サンの代表取締役社長を務める菅原敏明氏は代表取締役会長となる。実際の就任は、近く開催される予定の臨時株主総会および取締役会の承認を経て行う。
両氏の略歴は以下の通り。
Daniel Miller:
1962年生まれ。1984年に米コロラド大学卒業後、1988年にSunに入社。2000年に同社グローバル・サービス・プロバイダ・ストラテジー・グループ担当バイスプレジデントとなり、2001年より現職
菅原敏明氏:
1943年生まれ。1967年に京都大学卒業後、日本IBM、日本タンデムコンピューターズを経て、1997年に日本サン・マイクロシステムズ(現在のサン)に入社。1998年に代表取締役副社長となり、1999年より現職
Millerは、Sun入社以来15年間、主に営業部門で顧客やパートナーを担当する要職を歴任してきたという。2001年に現職に就任し、有線、無線、ブロードバンド、ネットワーク機器を扱う米国企業を対象とした営業活動、戦略策定、パートナーシップ確立を指揮してきたそうだ。
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