マイクロソフトは6日、同社代表取締役社長の阿多親市氏が6月30日付けで退任すると発表した。後任には、米Microsoftバイスプレジデント日本担当のMichael Rawding氏が7月1日より就任する。
新社長となるRawding氏は1963年11月生まれの39歳。米バーモント州のミドルベリー大学で政治学とドイツ語の学士号を取得した。Microsoft入社以前には、国際技術移転専門の小規模個人経営コンサルタント会社、Interdevelopmentにてマネージメントコンサルタント業や、Unisysにてプロダクトマーケティングなどを担当していた。
Microsoftでは、アプリケーションデベロッパーカスタマーユニットのホリゾンタルマーケティンググループのディレクター、金融サービスセクターのインダストリーマーケティング担当ディレクターなどを経て1998年北京に移り、同社中国圏全地域のリージョナルディレクターとなった。
マイクロソフト新社長就任予定のMichael Rawding氏
一方退任となる阿多氏は、1987年にマイクロソフトに入社、パーソナルシステム事業部長やマーケティング部門担当常務取締役などを経て、2000年5月に社長に就任していた。社長退任後は同社を退職する予定。
なお、一部で社長就任が噂されていた同社の平井康文氏は、5月1日付けでマイクロソフトエンタープライズビジネス担当取締役に就任している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス