トレンドマイクロ(スティーブ・チャン社長兼CEO)は5月8日、ウイルス対策ソリューション提供の品質保証契約サービス製品「トレンドマイクロ ウイルスレスポンス サービスレベルアグリーメント(SLA) スタンドアロン版」を5月12日に発売すると発表した。価格は一契約あたり年間200万円。初年度で50件の契約を目指す。
同サービスは、契約した顧客がウイルスに感染した場合、そのウイルスを検体として入手してから2時間以内に、検出可能なパターンファイルを顧客に提供することを保証する、業界初の企業/一般ユーザー向け品質保証契約(SLA)サービス。
また、大規模感染が予想される危険度の高いウイルスに感染した場合は、パターンファイルの提供だけでなく、検体入手から2時間以内に、ウイルスによって改変されたコンピュータのシステムを修復するプログラムツール「トレンドマイクロシステムクリーナ(TSC)」の提供も保証する。
なお、同社が顧客にパターンファイルまたはTSCを2時間以内に提供できなかった際は、ウイルス検体提出1件につき、12万円の契約違反金を返金する。ウイルス対策業界大手ベンダーで、こうしたペナルティをともなったサービス品質保証を提供するのは、トレンドマイクロが初となる。
同社では、これによって、同社の全製品/サービスに対し、製品メンテナンスやウイルス発生時の迅速なサービス対応だけではなく、“保証”と“信頼”という付加価値をつけたトータルソリューションの提供が可能となった。
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