富士通は4月25日、同日開催した取締役会で内定した新役員人事を発表した。現社長の秋草直之氏は代表権のある会長に就任し、後任の代表取締役社長には現常務の黒川博昭氏が就任する予定。また現会長の関澤義氏は相談役となる。
新社長に就任する黒川博昭氏は1943年生まれの60歳。1967年に東京大学法学部卒業後、富士通信機製造(現在の富士通)に入社、1998年に同社常務理事に就任している。
富士通はこれらの役員人事について、6月下旬に開催する予定の第103回定時株主総会終了後、臨時取締役会に付議するとしている。また、社外取締役、監査役人事については、決定次第明らかにするという。
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