金融サービス企業の米John Hancockは23日、IBMと契約し、自社のシステム管理の多くをIBMにアウトソーシングすることを発表した。コアのアプリケーションに関してはこれまでどおり自社で管理するものの、メインフレーム、デスクトップおよびその他のIT関連作業はIBMに委託することになる。John Hancockはこれにより、9000万ドルの節約を見込んでいる。
IBMは現在、企業がコンピュータパワーの使用量に対して支払うオンデマンドコンピューティング戦略を推進しており、今回の契約はその一例となる。IBMは今回の契約で、ピーク時に、ハードやソフトの追加料金なしに追加のコンピュータパワーを提供することも約束している。
オンデマンドコンピューティング戦略に関しては、Sun MicrosystemsやHewlett-Packardも同様のものを推進中だ。
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