NRIサイバーパテントは4月10日、NRIグループの情報セキュリティ専門会社のNRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア)と共同で、インターネットで最新の特許データを配信するサービスを開始すると発表した。サービスの提供開始は4月11日。
NRIサイバーパテントでは、インターネット特許情報サービス「NRIサイバーパテントデスク」で、ユーザがあらかじめ登録したキーワードをもとに、特許庁の新着公報を自動検索し、電子メールで結果を通知するサービスを提供している。このサービスはこれまで、ヒット件数の通知のみを提供していたが、新サービスでは特許情報の抜粋版をPDF化し、NRIセキュアが提供するセキュアファイル交換サービスで通知する。新サービスの料金は、従来の検索サービスと同額になる。
NRIサイバーパテントデスクは、野村総合研究所(NRI)が特許情報や企業の技術雑誌を検索するサービスとして、1996年に始めたサービス。1997年から事業を本格化し、2001年にNRIの出資を受け、NRIサイバーパテントとして独立した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」