東日本旅客鉄道(JR東日本)は4月8日、ICカード「Suica」の利用者数が、導入後ほぼ1年半に当たる4月6日時点で600万人を突破したと発表した。
Suicaは2001年11月18日に導入を開始した。JR東日本によると、Suica導入後19日目で利用者数は100万人に達した。200万人となったのは導入後61日目、300万人に達したのは132日目、400万人は191日目、500万人は339日目の2002年10月22日だった。
しかしこれは、利用者数が100万人増えるために要する日数が増えていることを意味する。例えば、100万人から200万人到達に要した日数は42日、これが200万人〜300万人では71日かかっている。その後、300万人〜400万人は59日、400万人〜500万人では148日、500万人〜600万人は166日かかった。
なおJR東日本は、7月にビューカードとSuicaイオカードを一体化した「ビュー・スイカ」のサービスを始める予定。また今秋にはSuica FREX定期券などで同社新幹線区間(首都圏)の利用を可能にし、仙台都市圏でSuicaサービスを始める予定。来春には、Suicaによる買い物利用もできるようにする。同社では、「鉄道以外のさまざまな分野でも電子マネーとしてのSuicaの利便性が向上する」としている。
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