セキュリティベンダのNetwork Associatesは4月4日(米国時間)、不正侵入検知システム(IDS)製品を持つEntercept Security Technologiesを1億2000万ドルで買収したと発表した。同社はつい先日にも、同じくIDS製品を扱うIntruVert Networksの買収を発表しており、今回は2件目の買い物となる。その狙いは、Entercept製品でサーバへの攻撃を、IntruVert製品でネットワーク上の不審な振る舞いをそれぞれ検出、防御させるのが狙いだ。
実は、同社は2年前にもIDS製品を扱う会社を買収しているが、そのときはアンチウイルス対策に集中するために、いちど事業を売却している。近年になり、シマンテックなどのライバルの事業展開の拡大への対抗や、ユーザー企業の総合的なセキュリティ対策を求めるという市場の要求を汲み取るためにも、事業基盤を確立する必要があった。
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