3月8日と9日の週末に米国で発生したネットワーク障害は、DELODERワームによって引き起こされたものであったことが判明した。現在約1万件のシステムがこのウイルスに感染していると推測されている。同ワームはファイル共有を行っているWindows NT/2000/XPマシンを介して感染するが、その際に86個のパスワードリストを用いて不正侵入を試みる。もし、ユーザーが推測可能な安易なパスワードを用いていれば、ここで侵入される可能性がある。2週間前に出現したLovGateワームも同様の手段を用いていた。だが専門家は、「強固なパスワードがワームの広がりを遅くする」とアドバイスする一方で、インターネット経由でのファイル共有サービスの危険性も指摘する。
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