日立製作所 情報・通信グループ(小野 功CEO)は2月26日、企業情報ポータル(EIP)に特化したWebインテグレーションサービス「BOXER EIP構築サービス」を3月3日から販売開始すると発表した。
「BOXER EIP」は、日立のASP型コラボレーションツール「BROADNET BOXER(BOXER)」のフレームワークを利用しており、利用目的に合わせてカスタマイズしたEIPを短期間に提供することができるのが特徴。
また、シングルサインオンによって社内外に分散したさまざまな情報のなかから、個人や組織の業務に必要なものを抽出し、それぞれの情報を各個人ごとにEIPのWebサイトに表示する「コラボレーション型EIP」を構築することができる。これによって、(1)複数企業を傘下にもつグループ企業、(2)取引先が多岐にわたる流通業や出版業、(3)研究機関や教育機関──などでは、最適な「コラボレーション型EIP」を実現できる。
さらに、EIPのWebサイトとインターネット・グループウェアの「BOXER」を複合させることで、部署や企業の枠を超えたさまざまなユーザーやグループ間でのスケジューリング、および情報共有が実現可能となる。
「BOXER EIP」の事業推進にあたっては、ポータル事業のコンサルティングおよびシステム構築、Webデザインなどインターネット事業支援で実績をもつデジタルガレージ(林 郁CEO)と戦略的アライアンス・パートナーとして提携し、サービスを提供していく。
両社は今後、「BOXER EIP」によって、EIP構築のコンサルティングや企画、システム設計、Webデザイン、さらに運用(ホスティング、ハウジング)までの包括的なサービスを提供し、ユーザーに最適なEIP構築をサポートしていく方針。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力