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サンの新サーバ、IBMやHP製品からのマイグレーションにも注力

2004/02/16 18:43
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 サン・マイクロシステムズは16日、チップマルチスレッディング技術を初めて実装した新ミッドレンジ/ハイエンドサーバSun Fire Eシリーズと、AMDのOpteronプロセッサ搭載のエントリーサーバSun Fire V20zの日本国内での発表を行った。これらの製品は先週米国にて発表されたもの。

 Eシリーズには、同社が新開発したUltraSparc IVが搭載されている。UltraSparc IIIと完全に互換性があるため、異なる周波数のプロセッサを混在させることが可能で、ダウンタイムなしにプロセッサをアップグレードさせることもできる。これは、「Sun Fire E6900と同等のスペックを持つIBMのp690や、Sun Fire E2900と同等のスペックを持つHewlett-Packardの8400-32ではできないことだ」と米Sun Microsystemsエンタープライズシステムズ製品マーケティング担当バイスプレジデントのスティーブ・キャンベル氏は説明する。同氏はまた、V20zについても同等のスペックを持つIBMのXeonサーバ335と比較し、335のパフォーマンスを100とした場合のV20zのパフォーマンスが160であることをアピールした。

Sun Microsystemsエンタープライズシステムズ製品マーケティング担当バイスプレジデント、スティーブ・キャンベル氏

 サンでは、Eシリーズでメインフレームからのマイグレーションをねらうとともに、他社エンタープライズサーバからの移行にもフォーカスするという。同社は「Sun UAPアップグレード下取りプログラム」を実施、既存機種や競合機種からのアップグレードに対して、本体価格の最大10%を下取り価格に設定し、新製品への移行を促進する。さらに、HP Superdome 9000やIBM pSeries 670、680、690などの製品からのアップグレードの場合は、同日より6カ月間の期間限定で下取り価格を最大20%として、他社からシェアを奪いたい考えだ。

 また同社は、V20zについてもソフトウェア開発環境をバンドルした開発者限定のプロモーション製品を提供する。1年間の使用料を16万8000円とし、V20z、Solaris 9 x86版OS、開発ツール群、Java Enterprise Systemを含むセットを、同社の開発者支援プログラムSun Developer Connectionに参加している法人会員を対象に提供するという。

 キャンベル氏は、Opteron製品のロードマップとして、4ウェイシステムを2004年度第2四半期中に発表し、将来的には8ウェイシステムやブレード製品も発表するとしている。

 Sun Fire Eシリーズの価格は、E2900(4×1.05GHz UltraSparc IV、16GBメモリー、2×73.4GBディスク、Solarisサーバライセンス)が1425万5000円から。V20zはオープン価格となっているが、「最小構成で30万円前後の製品を購入したいと考える顧客がターゲット」(サン・マイクロシステムズ プロダクト&ソリューション・マーケティング本部長、山本恭典氏)としている。

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