日本IBMとマイクロソフト、IAサーバーとアプリケーションの検証施設開設

 日本IBM(大歳卓麻社長)とマイクロソフト(マイケル・ローディング社長)は、IAサーバーとOS上の機能確認などアプリケーション検証を行う施設「日本IBM Windows Server ポーティング・ラボ」を日本IBMの「eServer Solution Mall for Windows」内に開設、11月28日から本格的にサービスを開始した。

 同施設は、日本IBMのIAサーバー「IBM eServer xSeries」などと、マイクロソフトのサーバーOS「Microsoft Windows Server 2003」上でのアプリケーションの機能確認、拡張性、可用性、信頼性などの稼動検証を行うことで、ソフトウェア開発会社などを支援していくことが目的。

 具体的な設備として、

  1. 32ビットの「インテル Xeon」プロセッサを搭載したブレードサーバー「IBM eServer BladeCenter」と上位IAサーバー「IBM eServer xSeries445」
  1. 「インテル Itanium 2」を搭載した64ビットサーバー「IBM eServer xSeries 450」
  1. 64ビットの「AMD Opteron」プロセッサを搭載した「IBM eServer 325」

 ──などのインフラ機器を用意。

 活動内容としては、「Windows Server 2003」ファミリー上における、

  1. ソフトウェア開発会社の主力製品、稼動確認のためのハイエンドIAサーバーと負荷テストツールの提供
  2. Windows上のソフトウェア開発各社のソリューションの各種テストの実施
  3. サーバーアプリケーション設計ガイドなどの提供(マイクロソフト)

 ──などを実施する予定。

 今後、「eServer Solution Mall for Windows」の会員を始めとするソフトウェア開発企業各社は、同施設を活用することで、「Windows Server 2003」ファミリーに対応した各種アプリケーションの稼働検証をIBMのサーバー上で行うことが可能となる。また、同施設では、8wayや16wayの大規模システムによる実機検証が可能なため、「IBM eServer xSeries」と「Windows Server 2003」ファミリー上で稼動する、品質および安定性の高い製品を提供することが可能となる。

 なお、両社は、「Windows Server 2003」の各エディション上で稼働確認テストを行ったソフトウェア開発会社に対し、アプリケーションの「Windows Server 2003 認定ロゴ」取得準備に向けた支援においても協業していく。

日本IBM
マイクロソフト

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