米Microsoftは、Officeの最新バージョン向けに、初めてのメジャーなパッチをリリースした。これを適用することで、作業結果の消失につながる欠陥を修正できる。
米国時間4日にリリースされたこの「重大なアップデート」は、Office 2003に含まれる4つのアプリケーションのうち、Word、PowerPoint、Excelの3つに関連するものと、Microsoftのウェブサイトには記されている。
今回修正の対象となった問題は、上記3つのアプリケーションのどれかで作成した書類ファイルを、旧バージョンのOfficeで開いた時に発生する。開いた書類ファイルに OfficeArt ツールでつくったグラフィック要素が含まれていると、旧バージョンのOfficeはこの部分を誤って解釈し、保存する際に無効なデータを付加してしまうという。
そのような形で一旦保存された書類ファイルを、もともと作成に使ったOffice 2003のアプリケーションで開こうとすると、その内容が壊れたり、失われてしまうなどのエラーが発生する可能性があるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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