大塚商会は9月29日、「平成15年十勝沖地震」被災者を対象に、記憶メディア復旧サービスを半額で提供すると発表した。期間は10月31日まで。
この「データ復旧サービス」は、災害やウイルス被害、操作ミスなどでデータが読み出せなくなった装置や媒体から、データファイルを復旧させるもの。論理障害で約90%、物理障害で約65%の復旧が可能だという。対応メディアは、FD、HDD、光磁気ディスク、バックアップ用記憶メディアなど。Windows、Macintosh、UNIXなどほとんど、全てのOSに対応している。
サービスを受けるためには、問題が発生した端末やHDDを大塚商会に送付。ウェブサイトもしくはデータリカバリーセンターから申し込みを行う。復旧されたデータは、CD-Rなどの媒体に格納して返却される。1GBのデータ復旧価格は通常43万6000円(調査費除く)。
同社では、平成12年9月に発生した東海地方での水害や、平成13年3月に発生した芸予地震においても同様のサービスを展開、50件程度の対応をしたという。
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